こんにちは。
今日から2月ですね。
年明けから少しずつピアス希望の方が来院されています。
皆さま就職や大学進学など、新生活デビューに向けて準備されているようです😃🌸
ファーストピアスを友達同士で開けたり、中には自分で安全ピンで開ける😨❗…という猛者もおられるようですが、どんなに小さい穴でも体に傷を付ける行為ですので、やはりファーストピアスは医療機関で開けたほうが安心、安全ですよ💡
今日は当院で扱っているピアスの紹介と、ピアスを開ける上での注意点をいくつかお伝えしたいと思います。
①ファーストピアスは長めの軸(ピアスポスト)のものをお勧めします。
成長後にピアスをあけることが多い日本人の場合、耳たぶが厚いのでピアスストーンとキャッチの間を十分に取る必要があります。
と言うのも、短い軸の場合、ストーンとキャッチでピアスホールの傷が圧迫されてしまい、孔の完成が妨げられる場合があります。
またストーンがホールに埋もれてしまうリスクも高くなります。
実際に外来で「ピアスの石が埋まって取れなくなった😨」と真っ青になって駆け込んで来られる患者さんをよく拝見します・・・💦
当院では軸長8mmのロングタイプのファーストピアスを採用しています。
素材は純チタン処理の医療用ステンレスのタイプと、樹脂性の透明タイプと、2種類から選んでいただけます。
いずれも金属アレルギーのリスクが低い素材です。
② ピアストラブルの際は出来る限り早めに受診して下さい。
ピアスホール作成後、どれほど清潔に気をつけていても、就寝中に髪の毛が触れたり、また着替えの際に服が引っかかったりなどでピアスホールのトラブルが生じる可能性はあります。
当院は皮膚科なので、万が一のピアストラブルが起きた場合にも、きちんと対応しております。
もちろん当院で開けたピアスだけでなく、過去に自分で開けたピアスや、他院で開けたピアスでトラブルが起きた・・・😥という場合にも、遠慮なく受診して下さい。
その際出来る限り早めに受診いただければ幸いです。
また「少し赤い、少し痛い…」くらいの状態であれば、ピアスを外さずに来られたほうが、ピアスホールを温存できる可能性が高くなります。
時々『赤くなってきたのでピアスは外してしまった・・・、でも忙しくて皮膚科は受診できずに3,4日放置していた』という方がおられます。
しかしピアスホールもいわゆる『傷』の一つなので、体としては治そうとする力が働きます。
ピアスを外して数日経つと、傷が塞がってしまい、ピアスが通らなくなってしまうことがあります。運良く塞がっていなくても、再開通させる処置は痛みを伴います😫
ちょっと赤いな・・・、ちょっと痛いな・・・、位の段階で早めに受診いただければ、塗り薬や飲み薬のみで回復することが多いです。
(感染がひどい場合などはピアスを外した方が良い場合もあります。なるべく自己判断せずに受診されるようにして下さい)
診察して、塗り薬や飲み薬だけでは難しい・・・💧、と判断した場合にはピアスを除去し、さらに刺激の少ないシリコンチューブに付け替えをしています。
放置してケロイド状態になってしまうと皮膚科のみでは対応が難しくなります。
しつこいですが、早めの受診をお勧めいたします。
何事も早期発見、早期治療が肝心ですよ❗
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