ここのところお肌が絶不調です・・・😥
顔が痒くてたまらず、乾燥もひどく、夕方頃になると顔がひび割れるのかと思うくらい突っ張り、頬は乾燥してめくれた皮が浮きあがり、ウロコのようにボロボロ剥がれてきます。
普段は問題なく使用できている化粧水や乳液なども、肌に付けるとピリピリ刺激感を感じて痒く、そして塗っても塗っても砂漠のように乾いて潤うことがありません⚡
元々4月、5月は毎年顔の肌の調子が悪くなりやすいのですが、今年はマスクによる刺激も加わって、7月になっても全く治りません💧
そしてアトピー性皮膚炎の患者さんのお肌の特徴である、白色皮膚描記症が出現しています・・・😱!!
黄色の矢印で囲われた部分、耳前から口横の辺りまでうっすら白くスジ状に見えているのがわかるでしょうか?
これ、アトピー性皮膚炎患者の皮膚に特徴的な症状で、皮膚をこすると正常な肌では赤くなるところが、白くなるという現象なのです。皮膚血管反応の異常が原因で、このような症状が出現すると言われています。
今回は写真を撮った日の朝に痒みに耐えられず、ステロイド軟膏を外用した上に、抗ヒスタミン薬も内服してしまったので、ぼんやりとしかわからないですが、何も薬を使用していない時は、もっとくっきり白く見えます。
私は普段アトピー性皮膚炎の症状はないのですが、体調が悪いときや、肌の調子が悪いときなどは、痒みや赤み、そして写真のように顔に白色皮膚描記症が出現してしまいます。言うならば、潜在的アトピー性皮膚炎患者ですね。
元々幼少期にアトピー性皮膚炎、小児喘息があり、どちらも思春期頃に一度は寛解したものの、喘息は30代になって再燃、現在もステロイド吸入が手放せないという状態です。そしてダニやホコリによるアレルギー性鼻炎もあるという、バリバリのアトピー素因だらけの人間なんですよね・・・。
小学生低学年の頃にはアトピー性皮膚炎の症状がまあまあひどく、その頃は肘やら膝裏などに激しく皮膚の炎症が出ており、痒くて、痒くてたまらず、爪で掻くだけでは飽き足らず、絨毯やらにこすりつけて掻いていました。
その当時はFTUという適切な外用量や、プロアクティブ療法についての概念が確立していなかったので、悪化して痒みが耐えられない状態になれば、思い出したようにステロイド外用薬をちょっと塗る・・・、程度の治療しかしていなかったと思います。
私はきちんとした治療をしていなかったにも関わらず、小学校高学年の頃に喘息もアトピー性皮膚炎も自然に寛解したので、本当にラッキーでした。
話がちょっとそれてしまいました💧
現在ステロイド外用剤や保湿剤を塗って治療しているのですが、それでも顔の皮膚のかゆみ、皮めくれがなかなか治らないので、前回のブログでご紹介したアトピー性皮膚炎の新薬である、コレクチム軟膏を塗ってみることにしました。
まず1回塗ってみましたが、なかなか薬の伸びもよくて塗りやすい印象です。今のところ刺激感等のトラブルもありません。
これから症状が改善していくのか、また改めてお伝えしたいと思います😉
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