今回は久々に炭酸ガスレーザーでホクロを除去した例のご紹介です。
実は当院で一番希望者が多い治療がホクロ除去なのですが、最近はブログをサボりがちであまり症例をご紹介できておらず・・・😅
秋も深まり、汗もかきにくくなって紫外線も少なく、絶好のホクロ除去シーズンになってきたこともあり、改めてほくろの除去例を紹介したいと思います🍂
今回は若年の患者さんで、生まれつきあったホクロが徐々に大きくなってきているとのことで来院されました。
炭酸レーザー照射前(初診時)
左目の近くにサイズ6mmの割と大きなホクロがあります。
まずは悪性の所見がないか確認するため、ダーモスコピー検査を行ないます。
形も綺麗な円形で、ダーモスコピーの所見からも通常のホクロで間違いないと思われました。
レーザー照射直後
局所麻酔注射をした後、レーザーを照射します。若い方のホクロは色素が皮膚の奥深くまで分布している傾向があり、かなり深くまで組織を蒸散しないといけないことが多くあるのですが、この方は幸いそれほど深層までの色素分布は認められませんでした。 除去後は2週間貼り薬を貼っていただきます。
レーザー照射2週間後
新しい皮膚が張って、綺麗に治っています。少し赤みは出ていますが、かなり大きめのホクロであった割には赤みが少ないと言えます。貼り薬はこの時点で終了です。これ以降はハイドロキノンという、レーザー照射後の色素沈着を抑制する成分の入ったコンシーラーを塗って頂き、ひたすら経過を見ていきます。
ホクロの除去を検討されている方、まずは良性、悪性の診断をする必要がありますので、保険診療での受診をお願いいたします😉
あや皮フ科クリニック|京都市上京区 西陣|一般皮膚科 美容皮膚科
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