まぶたのホクロの除去例

今回は上まぶたのホクロを炭酸ガスレーザーで除去した例です。

前回のホクロ除去の記事でも述べましたが、目の周辺へのレーザー施術は、眼球や睫毛を傷つけないように繊細な手技がとなり、いつも以上に細心の注意を払って施術を行なっています。

施術中はレーザー光が誤って目に入らないように、特殊なシールドを眼の中に挿入した上で処置を行ないます。

除去前

若い女性の方です。左まぶた上の皮膚に5mm弱のホクロがあります。10代前半にホクロが出現したとのことでした。

前述の通り、施術中はレーザーの光が眼球に入らないように専用のコンタクトシェルを目の中に入れた状態でレーザーを照射しますので、コンタクトレンズを外して頂く必要があります。普段コンタクトレンズを装着されている方は、施術当日は裸眼か、眼鏡をかけてお越し頂くと良いかと思います。

術後は傷が乾かないように、キズパワーパッドのような貼り薬もしくは当院から処方した軟膏を1日数回綿棒で塗って頂きます。

除去後2週間経過

今回の方も綺麗に治っています。まだ施術後2週間なので、傷の赤みが残っていますが、数ヶ月経過すると赤みも徐々に薄くなっていく場合が多いです。

ホクロの除去を希望される方は、まずは良性病変なのかを診断する必要がありますので、一度保険診療にてお越し下さい。

大鏡検査(ダーモスコピー)を行い、炭酸ガスレーザーで除去してよい病変なのかを判断させていただきます。

施術名:炭酸ガスレーザー

リスク:局所麻酔の痛み、施術後の赤み、炎症後色素沈着、傷跡の陥凹、ケロイド等

 

炭酸ガスレーザー|あや皮フ科クリニック 京都市上京区 西陣|ホクロ・イボ・シミ除去 アキュパルス

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