目の際のホクロの除去例

今回も炭酸ガスレーザー症例です。

今回の患者さんはやや難しい部分、まぶたの縁の部分のホクロを除去した例です。

施術前

ダーモスコピー像

まぶたの際にできたホクロは、当院では炭酸ガスレーザーを使用して除去しています。目の中にレーザー光が入ってはいけないので、点眼麻酔をした後、眼球を保護するためのコンタクトシェルを入れて治療していきます。ホクロ部分は通常の局所麻酔注射を行ないます。

↓ 点眼麻酔とコンタクトシェル

施術直後

レーザーで焼くので、一応まつ毛が焼けてしまって生えなくなるリスクはあるのですが、できる限り浅めに仕上げ、まつげを温存できるように気をつけています。

施術後は自宅で軟膏を塗る処置を続けていただきます。

3週間後

綺麗に治っています。新しいまつげも少し生えてきています。

今回の方はホクロが眼瞼縁の内側の、後眼瞼縁と言う部分まであったので、眼瞼縁も含めて蒸散しました。患者さんのお話によると、「施術して2,3日くらいはレーザーで削れてガタガタになった眼瞼のふちが目に当たって痛みがあったけれど、コンタクトレンズを装着すると、ガタガタ部分が直接触れないので痛みが楽になった」とのことでした。今後同様の部分の施術をする患者さんに役立つ情報で、大変勉強になりました。

開院して5年、炭酸ガスレーザー症例もどんどん積み上がっており、難しい部位のホクロの除去希望にもできる限り対応できるように努力していきたいと思います。

ホクロ除去を希望される方は、良性か悪性か判断する必要がありますので、まず一度保険診療で受診いただくようにお願いいたします。

あや皮フ科クリニック|京都市上京区 西陣|一般皮膚科 美容皮膚科

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