今回は手術の傷あとケアのご紹介です。
院長山口は8月8日に足関節の手術を受けて、既に抜糸も終わっている状態です。
手術自体は関節鏡による施術だったので、幸い傷はとても小さく済みました😀
ただ傷が関節の真上にあり、よく曲げる場所なのと、靴下の布地がクシュクシュに集まって当たって刺激になりやすい部位なので、今後傷が盛り上がったり、痒みが出てこないか心配なので、予防的にシリコンジェルシートを貼ることにしました。

シリコンジェルシートは色々な種類があるのですが、私は個人的に『メピフォーム』という製品が気に入っており、手術後の傷や、怪我の後に傷跡として目立ちそうな傷にはいつも使用しています。正直値段は割とお高めなのですが💧、薄くて柔らかくて、シリコンジェルシートの中では比較的剥がれにくく、洗って再利用できるので、長い目で見るとコスパは悪くないのかなと思います。
参考に私の傷跡にメピフォームを貼った写真を載せておきます。

一応一番下に傷跡の画像も載せておきますが、傷などの画像を見るのが苦手な方はうっかり下までスクロールしないように気をつけて下さいね💦
手術や怪我などで生じた、比較的新しい赤みのある傷は「未成熟瘢痕」と言って、外からの刺激に過敏になっている状態なので、この時期に掻いたり、こすれたりしないように気をつけることが重要です。うっかり刺激を与えてしまうと、炎症を生じ、盛り上がったり、大きくなるといった「肥厚性瘢痕」に変化したり、体質によっては「ケロイド」になる可能性もあります。
メピフォームを含むシリコンジェルシートは、傷跡の保護、保湿、周辺皮膚との緊張を緩和する効果があります。未成熟瘢痕をしっかり保護して、白っぽい「成熟瘢痕」になるまで見守ることが重要です❗️
私も足首の傷が成熟瘢痕になるまでしっかりケアしていきたいと思います。
もし何か変化があれば、またブログやインスタ等でご紹介させていただきたいと思います😉
あや皮フ科クリニック|京都市上京区 西陣|一般皮膚科 美容皮膚科
075-406-0100
↓ ↓ 足首の傷の写真です。 苦手な方はスクロールしないで下さい
